「豊かな自己受容(肯定)感」×「自分らしい喜びを発揮したワークスタイルの実現」を目指し、
一人でも多くの人たちが喜びあふれる人生を送れるようワークグラムは開発されました。
ワークグラム開発への想い
近年、国主導で働き方改革や副業も推進され、誰もが自分らしいキャリアを切り開いていける時代になってきました。
日々のキャリア面談のなかで、キャリアに関する様々なお悩みを聞いていると、自分の喜びや関心に忠実にキャリア選択をしてきた方々であっても、幅広い能力を育てながら幅広く発揮しているうちに、または組織の中で多くの人に接する中で、ついつい周りの人と能力を比較して劣等感を持ったり、この職種はこうあるべきというレッテルをはってしまい、本来の自分らしい在り方や自分らしい喜びや関心に確信を持てず、「本当に実現したい関心事をいつのまにか封印してしまった」という話はよくあります。
ワークグラム開発のバックボーンにもなっている本質行動学の「価値の原理」によれば、人は誰もが「関心」に応じて「価値」を見出すため、「自分の関心を明晰に把握」することが、「自分らしい価値がある人生を歩んでいる」と自らが感じることができる人生をマネジメントするための大きな要だと考えています。
さらに、日本の資本主義社会において色々な組織や人がいる中で、喜び・関心を大切にすることはなかなか難しいものです。特に、自分の喜び・関心は、いつも当たり前にあるため、ぼんやりしていて分かりにくかったり、身近な人・世間のベキ・ベシ関心に影響されたり簡単に抑え込んでしまいます。加えて、組織での評価は、分かりやすい外的な成果に偏りがちで、関心よりも「能力軸」でやりすぎてしまうなど、関心を大切にしようにも複数の壁があります。
このような課題感・背景の中で、そこから脱却し、これからの時代をより歩みやすくするために、客観的に人の「喜び・関心」の分布を把握できるようなツールの必要性を痛感しました。このような背景から2011年、誰もが簡単に実施でき、自分の喜び・関心を明晰に可視化できるアセスメントの研究開発が始まりました。
このようにして、2012年、人々の人生をより喜びに溢れた充実したものにするために、一人一人の中に多数存在する喜びポイントの分布を喜び・関心の軸だけで、人に役立つ・作用する(=work) 嗜好ポイントや、喜びの在り方を40項目に分類し、誰もが簡単にチェックできるツールとしてリリースされたのが、この「ワークグラム®」です。
現在までの約10年、ワークグラムが「豊かな自己受容(肯定)感」×「自分らしい喜び溢れるワークスタイルの実現」をお手伝いし、より多くの人たちが喜びに溢れる人生を送るためのツールでとして進化し続けられるよう、日々研究を続けています。
ワークグラム開発者プロフィール
西條 美波(さいじょう みなみ)
ワークグラム・開発者/ワークグラム・スーパーバイザー/キャリアカウンセラー
ワークグラムをもとに喜び・関心の本質を数段深めて理解し、自分にとっての喜びの形をクリアにすることで、セルフマネジメントのコアを可視化していき、キャリアやライフのよりよい方向性や行動の提案をしていく個人セッションを行っています。2020年からは研修講師やコーチ・カウンセラーなどの対人支援をしている方々に、ワークグラムを伝え使っていく力を養成するスーパーバイザーとしての活動にも注力しています。
メッセージ
個別セッションや養成講座では、癒されるような温かく柔らかな空気感を作りながら、リラックスしながら心の中を安心して自然に言語化できるよう、安心安全で心地よい場づくりができるよう心掛けています。
一人一人のきらきら輝くような多彩な喜びを愛しく味わいながら、その瞬間にあった問いを投げかけ、そこから引き出されたエピソードやキーワードから、そこに紐づいた根底に在る関心要素を把握して、多彩なワークグラム・ビジュアルマップを描いていきます。
「言われてみれば、そういえば、自分は昔こうだった!自分らしいってこうゆうことだった!」と本来の自分を思い出していくような瞬間を丁寧に引き出しながら、自分らしいコア関心と自己実現の形への気づきのプロセスをサポート・伴奏していくようなセッションであれるよう尽力しています。
座右の銘
「一期一会」
「みんな違って、みんないい。」
「自分だけの人生の物語をつくるのに、無駄なことは何一つ無い」
「今日が人生最期の一日だと思って生きよう。その日は必ず来るのだから」
経歴
立教大学文学部教育学科卒業。認知心理学専攻。卒論研究テーマ「共依存の実態調査研究」 にて最優秀教育学科賞を受賞したことをきっかけに現在の研究に繋がる。同年、Webシステムインテグレーション、映画制作を手掛ける制作会社に入社。広告メディア部事業部の立ち上げ期に法人向け広告の提案営業に従事。
産業カウンセラーの資格を取得後、心身の健康ケアと教育事業を行う会社へ転職。教育部門で実力ある講師や、人の生き方、親子関係、心身の健康調整に関わる様々なカウンセリング・ワークショップから学びを深めながら企画・管理部門で尽力。
2009年、同法人内にて総合医学研究室及び土橋重隆先生の医療相談事業の立ち上げに従事。土橋重隆先生より病気と心の密接な関係を学び、安定した自己肯定感が心の健康のベースとした内側の在りかたから男性性と女性性を含めたセルフバランスを深めストレスマネジメントしていくための「自己肯定感と男性性と女性性のバランス理論」を開発(SMF理論)。ストレスマネジメントに有効なツールとして研修を開始。
セルフエスティーム・ジャパンとして独立。2012年には、自分の喜びの方向性40項目の分布を可視化し、キャリア選択と自己実現ならびにセルフマネジメントをサポートするための「ワークグラム(喜びの方向性分布)アセスメント」を西條剛央と共同研究開発。ワークグラムを使った企業への研修を引き続き行う。
大学で3,4年生のキャリア支援の現場に入り、ワークグラムを活用しながら、日々マンツーマンで自己分析~内定までの丁寧な就職活動のサポートを行う。
大学や企業における1000人以上のアセスメント事例をもとに、特にワークグラムを大幅にバージョンアップし、さらに解像度高く明晰化する117項目版を開発。エッセンシャル・マネジメント・スクールはじめ、本格的に企業への導入や、ワークグラム・アドバイザーの養成・個人向けセッションを本格的に開始。現在に至る。
ワークグラム運営母体
セルフエスティーム・ジャパン (Self-Esteem Japan)
2011年11月1日
西條美波(Minami Saijo)
〒143-0023
東京都大田区山王2-5-6 山王ブリッジ1F-2 (京浜東北線大森駅北口徒歩2分)
E-mail / info@se-j.com
HP / http://www.se-j.com/
(お問い合わせはメールにてお受けしております。※営業日/時間は平日10時~18時[土日祝を除く])
企業・団体等の研修も承っております。
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