ワークグラム®は、能力やスキルではなく
「喜び・関心軸」だけで自分を可視化する自己理解ツールです。

あなたはどんなことに喜びを感じていますか?

お仕事や生活の中で、内側からの関心を大切になさっている感覚がありますか?
どのような瞬間に、わくわくしたり、喜び・やりがいを感じますか?
逆に、消耗感や疲弊感を感じる時はどのような時ですか?

ご自身のキャリアの中でこの問いかけに、あなたの心の中にはどんな答えが出てきたでしょうか。

ワークグラムは、能力ではなく、可能性でもなく、何をすべきか?でも理想や野望、憧れでもなく、「何に本当は喜びを感じるか」、「どんな人生を喜びミッションとしたいか」ということを感じて、気づいて、日々実験的にセルフマネジメントに活用しながら具現化していくためのツールです。

ですので、一度実施して終わりではなく、定期的に実施しながら、その喜びと願いを重ねて日々のセルフマネジメントに活かしていく、この自己探求と実験のプロセスを含めて「ワークグラム」と呼んでいます。

一般的なアセスメントツールは、客観的×強み・能力の診断ツールが多いのに対して、ワークグラムは、主観的な喜び・関心のみにフォーカスした、主観的×「喜び・関心軸探求」の指標提供ツール。

自分らしい喜びを自ら探求し、行動し続けるセルフマネジメントの指標・羅針盤でありたいと願っています。

3つの「ついつい」現象

しかしながら、資本主義社会において色々な組織や人がいる中で、喜び・関心を大切にすることは、想像以上に難しいものです。その理由にある背景には、以下の3つの「ついつい現象」があります。

①<自分の喜び・関心は、ぼんやりしていて分かりにくい>

自分らしさを大切にしよう、とよく言われるが、自己分析でも喜び・関心よりも先に、出来ること=能力にフォーカスしてしまうことが多い。さらに喜びや関心は?と言われても、何が本当の自分の喜び・関心なのか、ツールや軸指標もなく、ぼんやりしてしまう。

②<身近な人・世間のベキ・ベシ関心に飲まれやすい・簡単に蓋をしやすい>

周りの人や、世間体、既存のベキか・ベシ・レッテルに影響を受けやすい。関心を押し付けられたり、関心を否定されたりすると、自分で蓋をしてしまう。 (気づかないうちに、経営者はこうあるべき、営業はこうあるべき、リーダーはこうあるべき、母はこうあるべき等レッテルを貼ってしまう)

③<分かりやすい外的な成果・評価・収入で認められるために「能力軸」でやりすぎる>

成果が出やすい能力軸に偏りすぎたり、そこに関心が重ならなければ消耗しやすく、成果が出ない時に心が折れやすい。

ワークグラムは、こうした「ついつい」を踏まえた上で実施し、自分自身の喜びや関心について整理していきます。

自分らしい価値ある人生を創造するためのプログラム

本質行動学の「価値の原理」によれば、「人は誰もが関心に応じて価値を見出す」ため、「自分の関心を明晰に把握すること」が「自分らしい価値がある人生を歩んでいる」と自らが感じることができる人生をマネジメントするための大きな要だと考えています。

ワークグラムでは「自分らしい価値ある人生」を模索するために、「喜びと関心」の軸に着目しています。

かの有名な経営学者のピーター・ドラッカー氏も、「本気で取り組む仕事はワクワクしてしかるべき。仕事は自己実現に繋がるものであるべき」と考えていました。

ワークグラムは、自分がワクワクすることを明確にし、働くことや生活そのものが自己実現へとつながる道を提案していきます。

さらに、自己理解だけでなく他者理解も深めることで、チームや家庭において相互に関心を活かし合い、喜びに溢れた状態でチームワークやQOL、生産性も高めていけると考えています。

ワークグラム®を使った個別セッションや講座・研修を通して、このお一人お一人の中にすでに存在する多彩な喜び・関心要素に改めて気付いたり、意識的に使うことで、さらに喜び溢れる日々のセルフマネジメントのコアを作るお手伝いをしています。

また、企業様には、研修や個別セッションだけでなく、人事・採用面でフレキシブルな形でワークグラム®をご導入いただき、よりよい採用やチームマネジメントの形を鮮やかにデザインすることで、幸せな会社、幸せな働く人を増やしていくお手伝をしています。

パートナーシップグラム 
~パートナーとのより良い関係性構築に

ワークグラムは、主に「喜び・やりがいを感じながら前向きに働く・暮らす」ことを目的に開発されたプログラムは、自分だけで叶えられる選択・行動面だけでなく、日ごろの生活の中で、家族・友人・大切な人との関係性など、働く場面以外での他者も自分らしく繋がる力を育むことも、とても大切にしています。

セルフマネジメント向上講座では、ワークグラムを基軸にした同僚や上司だけでなく、仕事に影響を与える家庭での人間関係の向上を取り扱っていますが、その中で、どうしてもワークグラムを使った方法だけでは、解決していくことが難しいのが、恋人や夫婦のパートナーシップなのです。

なぜなら、パートナーとの関係性の場合、ついつい自分優位になってしまったり、相手の関心を軽んじてしまったりと、「甘え」が出やすくなります。さらに、パートナーシップ特有の「甘えたい」「甘えられたい」「頼りたい」「頼られたい」「大切にされたい」など、違う切り口の要素があまりに多くあるため、ワークグラムだけでは到底解決できない領域といえます。

そのような課題感から開発したのが、「パートナーシップグラム」です。

ワークグラムで関心ベースの自己理解を深めたうえで、さらにパートナーシップの関係性を成熟・向上させたい方には、パートナーシップ向上講座をお勧めしています。パートナーシップグラムを通じて自分とパートナーの関心を細かく理解することで、大切なパートナーとの関係を育みます。

ワークグラム活用実績

ワークグラムの運営母体である
「セルフエスティーム・ジャパン」
では、
これまでも様々な企業・団体・学校などで研修・セミナーを
実施して参りました。

ワークグラムを伝えられる人間性豊かな講師陣によって、組織の教育体系・人材育成、大学生向けの就職支援、転職サポートなど人生の大切な分岐点において、他者の価値観に惑わされることなく自分軸に沿った選択を行えるようサポートしています。

これらの研修・セミナーを通して、たくさんの方に自分が納得のいく選択をし、人生を充実させる自分軸確立のサポートをしています。

研修風景